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    それは突然の解放

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      それは突然の解放

      髪を掴まれ後ろに引かれ
      曝け出された白い首
      銀の刃物が作り出す
      何よりも赤い線

      体の下に出来た血溜まりは
      この醜い私を受け止めてくれる
      唯一の棺となるだろう

      野ざらしのまま
      鳥が啄むこともない
      そのまま醜く朽ち果てる

      願わくばその銀の刃で
      私の目玉を抉り取って欲しい
      もう何も見たくたい
      例え死んだ後であろうとも

      地獄の業火に焼かれれば
      何も考えずにすむだろうか
      千の針に貫かれば
      何も知らずにいられるだろうか

      足首に絡みつく熱い手
      引き倒される醜い私
      うるさく鳴る心の臓に
      その銀の刃を突き立てて

      君は泣くだろうか
      君は後悔するだろうか
      君は喜ぶだろうか
      君は忘れてしまうだろうか

      もう体は動かないけれど
      本当は君にお礼を言いたかった
      この苦しみの生からの解放を
      血に塗れた唇で伝えたかった

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